キミとボク

残念すぎる男子(で済むか?)の成長記録

千客万来

小学生最後の家庭訪問。

中学では家庭訪問はないそうなのでこんなにばたばたするのは今日で最後。

最終的には一つの部屋に物を押し込んで先生をお迎えすることに。

まあ、いつものパターンですな。

 

うーは先生曰く「穏やかな毎日を送ってます」とのこと。

おいおい穏やかって(笑)。さすがじいさん。

やんちゃざかりの小学生で「穏やかな毎日」とな。

やさしくていつもにこにこしていると。

まあらしいちゃ、らしいんだけれども。

 

先生がお帰りになったその後。

外が薄暗くなりつつあったその時リビングにいたうーが「うわあ!」と喚く。

 

ああ。

今シーズン二匹目の軍曹のお目見えでした。

 

ごめんよ。軍曹。私は去年までの私ではないの。

無駄な殺生はしたくないもののしないことで去年えらい目にあったので今年は

虫類殲滅作戦を余儀なくされているのだ。司令官は私。作戦実行も私だけども。

履き出し窓から逃がしたりは今年はもうしないのよ!こんな私を許して。

 

そして夜。お風呂に入る前にたまった食器を洗うか。

と流しに置いてあるたらいをひょいとあげた途端、

決してあるはずもないものを発見する。

 

体長15センチはあろうかと思われる、ムカデ。

いやね。ガレージを掃いた時にちっこいのはいたよ?

裏の山との間にある溝にもいたよ?二匹。

だけどなぜここにいるちみはそのどれよりもクソデカいんだよ!

びっくりしすぎて心臓がどきどきしてるわ!

 

じっとムカデを観察するもまったく動かず。

すでに息絶えているのだろうか?いや、息絶える理由がない。

私はすかさずお湯を沸かした。沸騰するまでの間、ムカデの動向をじっと見つめる。

全く動かないムカデ。何故だ。ひげがカールしてるよ。

そして沸騰した熱湯を容赦なくかける。排水口に流れるムカデ。

 

ウエーハハハ!貴様もこれで終わりだ!

 

と言いつつも怖すぎてその後合わせて4回も大きいなべにお湯を作って

流し込んだ。あいにくやかんはお茶を沸かしていて使えず。

 

その後やっとの思いで排水口ネットを回収し(ひっくり返ったやつの白い腹を

みてしまった。おえ。)今に至るのであった。

 

はあ。とうとうこの季節がやってきたのね。

そして先生、虫と一緒にして正直すまんかった。