キミとボク

残念すぎる男子(で済むか?)の成長記録

母の後悔

まだうーが幼稚園でうーの発達に母が不安を感じていたころ。いろいろな情報を知りたくってネットで検索しまくっていました。その時に見つけたのが「自閉症児の母の後悔」というブログでした。今回ふと思い出してキーワードを並べて検索してみたらまだありました。更新は止まっていますが。お子さんがお二人いてお兄さんがアスペで弟さんがカナータイプの自閉症。この次男くんに関してのお母さまの後悔です。お母さまはもちろん良かれと思ってTEACCHなどの療養プログラムをお家でされます。初めは目覚ましい結果を出されたためにその後も療養を続けられたところ長じてお子さんが「壊れてしまった」と。TEACCHなどの療養プログラムを否定するものではないがお子さんが壊れてしまったのは家で行ったそういう療養プログラムを次男くんの様子をきちんと見ずに行ったせいだと警鐘を鳴らすため、ブログを書かれ、今もそれを残してくださっています。

私がこのブログを思い出したのはまさに今の私とうーの状態だったからです。私はTEACCHが何かも知りません。しかし、来年中学校に上がるからと私が一人で焦って本人の実力以上のことをさせようとしたんですね。本人が見えてなかった。学力から身辺管理能力などを上げようとしたけれどもその結果は全く持って上がらないところか逆に成績を落とす、身辺管理なども相変わらず全くできないという結果になってしまいました。出来ないことで何度も叱られるうーはどんどん自信を無くしていっていました。本人も自分できちんと自分のことができるようになりたいと思っていたのです!でもできない。そういう人間もいるんだと我が子で勉強しました。正直意味不明です。プリントは渡されたファイルにすぐにいれればそれで終わりです。それが出来ないんです。今まで私はうーがやる気がない、だらしがない性質なんだと思っていました。テストでもうーが点数を落とす原因は問題をきちんと読めない、計算のケアレスミス、なぜこのミスをするのか訳がわからないというレベルのどうしようもないミス。内容を理解していないのであれば理解させればいい。うーは学習範囲は理解しているのに上記のミスでびっくりするような点数を取るのです。おそらく母からのプレッシャーでパニックになった部分があったのだと思います。6年に上がる前にこの一年は中学に上がる前のとても大切な一年で心しなければならない、という内容を何度も聞かされて委縮していたんだと思います。そんなうーに対してかわいそうなことをしたという思いとそんなことで委縮してしまうなんて、弱すぎる、そんなことで世の中が渡れるのか、と暗澹たる心持ちと両方感じるのが率直なところです。そういうところも何かアプローチができるといいなとは思っています。

今、身体からのアプローチをしていっています。

前のようにうるさく勉強しろと言わなくしました。身辺についてもあまりうるさく言わないようにし本当に本当にこんな細かいところから?というところからのスモールステップを設定しています。

うーの希望で塾にも行かせることにしました。うーは学習内容が分からなくてテストなどの結果が出ないわけではないので塾にいっても、と言う気がしますが・・・。

うーの周りのお友達は受験をするお子さんは言わずもがなですがしないお子さんも学習量はうーよりももっともっと多い子が多いです。

でもあせりは手放しました。

学力向上、みんなと同じように、という思いに私が固執しすぎたんですねえ。なまじ父も母も学力が高かったのがいけなかったなあ。

 

でもきっと身体からのアプローチをすればなにか道が開けるかもしれない、と楽しみにしています。それは私が望んでいるものとは違うかもしれませんが。