キミとボク

残念すぎる男子(で済むか?)の成長記録

またもやぶったぎり

花風社さんというのは発達障害関係の本を出版されている出版社さんです。

私はある程度の発達障害関係の本は読みましたがきっと世の中の熱心なお母さま方に比べると読んでいないと思います。それはいくつか読んだ後にこの手の本には私の知りたい答えはなかったからです。それは

「どうすれば治るのか」

 

あまり読まなかったために花風社さんにたどり着かなかったのだと思われますが、今回お世話になったことのある灰谷先生がこちらの出版社から本を出されるということで初めて知りました。すごいですね。ちゃんと生きていれば本当に必要な出会いは必要な時にあるんですねえ。人間、実直に生きとくもんです、ええ。

社長さんのブログだけでも情報盛りだくさんですし、発達障害関係業界ってどうなの?って漠然と考えていた人には気持ちがいいですよ。そう、そうなんだよね!と。あまりにも少数派ですから自分が間違ってなかった、やっぱりね、と思います。数多くの本を出されているのでこれからすごく楽しみです。

 

で、まあなぜ今が出会うその時かというとですね。

今でこそうーは本も読めるし学校の授業も理解できたりしますがもともとはたぶんADHD,LD、自閉、協調運動障害、知的障害、視覚過敏、聴覚処理障害のスーパーコンボだったと思います。思いますというのははっきりとした診断は下っていないからです。当時私は自己診断でLDとADHDの混合型だろうと思っていましたが幼稚園の時の診断自体は「広汎性発達障害の範疇に入るだろう」というあいまいなものでまだ小さすぎて詳しくは診断できないと言われました。当時「広汎性発達障害の範疇に入るだろう」という診断自体でも夜子供が寝た後泣き泣き子供と一緒に死のうと思ったことも何度もあったんです。

まあ、死んでませんけどもね。

 

今はうーは漢字は苦手ですが字は読めるし本も読めるし運動もずいぶんできるようになったし(それでもまだまだ運動神経は微妙すぎるくらい微妙ですが)IQも発達特性の凸凹はありますが知的には問題がありません。ずいぶん成長しました。今だからこそうーに自閉のケがあると言う事実を受け止められるんです。うーの幼稚園当時に花風社さんの本に出合ったとしても自閉のケがあることを受け止めるはかなり重かっただろうなあ。というか下手すると受け止められなかったかもしれない。受け止められたとしても相当のショックは受けていたと思うし、本の内容をいかせていたかどうか。自分の精神はかなり不安定になっていたと思います。その時にではなくてまさに今こちらの出版社さんに出会ったというのがまあ、なんていうの?

ディスティニー?